2013年03月10日
自己肯定感を育てることは、NAKAO作文小論文教室の理念の核心にあることです。自己肯定感があればこそ、冷静に周囲や自分自身を観察・理解し、自分が次に行うべき行動を計画していくことができるのだと思います。つまり、自己肯定感は、生きる力に直結したものだと思うのです。
けど、それはどのようにして育てていけるのでしょうか?
基本的には、しっかりと言葉を紡いでいく営みの中に、その契機があるのだと思います。書くべきことをしっかりと観察し(読解)、観察したことがどういう意味をもっているのかをしっかりと考え(思考)、自分が考えたことをどのように書けば他者へ伝わるものになるのか(表現)。そのプロセスをていねいに繰り返していくことで、世界と自分との距離や関係の地図のようなものができてくるのだと思います。
そのうえで、、教室で具体的に取り組んでいきたいのが、「自分のイメージづくり」です。私を含め、自己紹介の苦手な人は多いと思いますが、自分とは何か、自分はどんな人なのかについて、機会のあるごとに考えていくことで、少しでも自己紹介が楽しくできるようになればいいなと考えています。
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