「鳥が病気」(小5)

 ぼくは、にわ鳥です。日曜日い外は、いつも仕事にいっています。仕事では、病気についてけんきゅうしたりします。ある日、ぼくの、仕事仲間のコケココさんからメールがきました。熱が出たり風邪で、しんどいから、家にきてくれ。と言われました。なので、行きました。そして、熱を計ってみたら、39てん4度でした。ぼくは、コケココさんの、おでこに、氷をのせて、薬を、のませました。ぼくは、それだけしか、できないのかと思いました。だから仕事にもどり、それについて、けんきゅうしました。3日がたち、まだコケココさんの具合はなおりませんでした。その間、ぼくは、それについて何時間も何時間もけんきゅうし、次の日がたちました。やっと、ぼくは、薬を作れました。ぼくは、その病気を、鳥インフルエンザと言いました。そして、コケココさんに、のませようと、家に行きました。しかし、コケココさんの具合は、すごく、元気でした。ぼくは、元気になったのはいいんだけど、薬をあげられなかったので、あまりうれしくありませんでした。ぼくは、家にもどり、テレビを、見ていました。そして、ニュースで、熱や風邪が千頭以上の鳥がくるしんでいます。といっていました。ぼくは、コケココさんと同じじゃないかと思いました。なので、一回、その鳥たちに薬をわたしました。そしたら、その鳥たちは、元気になりました。ぼくは、うれしくてうれしくて、たまりませんでした。みんなに、それは鳥インフルエンザと、広めました。ぼくは、鳥インフルエンザのなおる薬をいっぱい作り、熱や風邪になった鳥たちに、薬をわたしたのですが、鳥インフルエンザになった鳥たちに会いすぎて、ぼくも、なってしまいました。

ーー講師感想ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

鳥インフルエンザのニュースに心を痛めていたようです。この作文からは、そういった現実に負けない!という力強い前向きのエネルギーを感じることができます。素晴らしいことだと思います。作文を書くことで、彼は着実に自分の世界を構成し、自分の生きていく方向を見定めているように思えます。書かなくてもそういったエネルギーはもちろん育っていったのだろうと思いますが、書いて確認することで、より強く定着していくと思うんですね。

読点が多すぎることや段落がないことなど、また文の乱れなど、改善点はたくさんあります。折に触れてそういった指導もしていきますが、まずは、「思考を縦に横に自由に動かす時間」を大切にしたいと思っています。

私にも「希望」をくれて、ありがとう!

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