宇宙社会学:資料編(1)

半ば冗談のような気持ちで始めているので、「学」というには非常に曖昧なのだが、とりあえず、ラフスケッチをしてみたい。

「『宇宙社会学』宣言」(https://blog.sakubun-osaka.com/%e3%80%8c%e5%ae%87%e5%ae%99%e7%a4%be%e4%bc%9a%e5%ad%a6%e3%80%8d%e5%ae%a3%e8%a8%80/)でも書いたように、この構想の土台となっているのは、大きく言って、現世界(三次元・物理的世界)、宇宙、霊界の3つである。

そして、現世界では解決できていないさまざまな問題、たとえば、命とは何なのか、人間とは何なのか、意識の力とはどういうものなのか、さまざまな不思議な現象はいったいどう説明できるのか、などなど、そういったことを説明するために、視野を現世界から広げる必要があるのではないか、ということ。

現世界にある項目で解決できないのなら、その外側に説明のための項を探すというのは、極めて科学的な態度だと言えるだろう。

その外側として、すでに言説が存在しているのは、ざっくり霊界についてと、宇宙について。

それぞれ断片的な情報はいろいろ「迷信」や「勘違い」などと分類される領域に散らばって存在している。その中でも、ある程度体系的に記述されたり語られたりしているものがあるので、まずはそれらを主な情報源として、<全体像>をラフスケッチしていきたい。

宇宙については、金星人オムネク・オネクの『わたしはアセンションした惑星から来た』などと、エレナ・ダナーンの『ザ・シーダーズ』など。

霊界については、神人さんが自作の初等教科書のようなものを使いながら講義をされているもの。

それぞれがまったく別の世界のことのようでありながら、この三次元の世界も含めて、ところどころに接点が見えてくる。とくに神人さんの話には、宇宙人も3次元で起きているいろいろな出来事も盛り込まれていて、より体系的である。

オムネク・オネクの「アセンションした惑星」と霊界との共通点、さらには、VRの世界との共通点など、神人さんの話は、私が気になっていたポイントにも触れている。

生と死がきっぱりと別れているとされる三次元の世界観ではなかなか理解できないが、それ以外の存在が多様であることを受け入れ始めると、少しずつ宇宙社会学的な世界観にも感覚が慣れてくる。それで、その感覚をそのまま記述できたらいいのだけど、今の言語がきっと3次元的なものなので、それを使ってそれ以外の世界を描くというのが思いの外難しいのではないかと感じ始めている。

しかしながらさしあたって、この3次元的な言語を使って、もう少し先へ進んでいくつもりである。

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